壊れたスマホの修理はどうする?修理業者?メーカー?

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この記事にたどり着いたあなたは、

  • スマホを落として割ってしまった
  • スマホを水没させてしまった
  • 修理はどこに行けばいいかわからない
  • 非正規修理店って大丈夫?

という方ではないでしょうか?
この記事では

  • 修理はメーカー修理(正規店修理)と非メーカー修理(非正規店修理)がある
  • それぞれのメリットとデメリット
  • どちらを選ぶのがよいか

について解説します。

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街の修理業者かメーカー正規店か

スマホの修理は街の修理業者メーカーの修理が基本になります。

スマホ修理業者は全国各地にありますが、ほとんどが非正規修理店です。

非正規修理店とはメーカーの認可を得ていない修理店のことで、Appleから純正パーツを購入できないため、純正ではない互換パーツの使用が基本となります。

修理箇所によりますが、互換パーツで十分使用できる箇所もあれば、純正でないと使用感が著しく変わる箇所もあります。

それぞれのメリット・デメリットを比較してどちらに修理を依頼するかを検討しましょう。

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街の修理業者のメリット

データは基本的にそのまま

修理に出す際に、「データが消えてしまわないか」は気になるところですが、フロントパネルやバッテリー交換は基本的にデータが消えることはありません。

データは基板に接着されているフラッシュメモリ内に保存されていますので、基板に関わる修理以外でデータに干渉することはありません。

ただし、条件によっては、修理によってデータが破損する可能性があります。

  • 過去に水が侵入したことがある端末
  • 端末内部にホコリ等が大量に侵入してしまっている端末
  • 画面を破損した際にゴーストタッチが起こっており、パスコードロックが上限に達した端末
  • 作業ミスによる基板破損

不安な場合は修理を依頼する前に修理店に確認しましょう。

ゴーストタッチとは

ゴーストタッチとは画面に触れていないのに勝手に操作がされてしまう症状。
タッチセンサーが故障したことによって、静電気の感知がおかしくなってしまい、画面がランダムにタッチされているかのような挙動になる。
画面が破損したり、バッテリーが膨張し内部から画面が押されることによって生じる。

大体の修理が即日

フロントパネルやバッテリー交換などは在庫不足でない限り即日で修理ができます。

時間は15分〜60分と修理店によって様々ですが、不具合箇所のみを修理するため、予約なし・飛び込みでの修理依頼でも、日をまたぐことはほとんどありません。

修理料金がメーカー修理より安いことが多い

先述の通り純正以外の互換パーツを使用するので、パーツ代が安い=修理料金自体が安くなります。

ただし、有機ELディスプレイのモデルは互換パーツも高くなるので、画面交換でも液晶タイプのモデルと比較して安くならないことが多くあります。

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修理業者のデメリット

純正パーツ以外を使っている

純正パーツは基本的には正規店のみ取り扱うことができるので、非正規店は互換パーツを使用します。
互換パーツの規格は純正に準じて製造されているので大きく異なるということはありませんが、液晶がやや暗い・液晶がやや青みがかっている・高速でタッチするとやや反応が遅れる(ゲーム)等、純正と全く同じということはありません。

互換パーツの品質は店舗の仕入れ次第なので、クチコミなどを参考に、
・「修理した後すぐ壊れた」などのクチコミはないか
・修理後の動作についてのレビューはどうか
・周辺の修理店に比べて異常に安すぎないか
・修理後保証はあるか
という点で比較するとよいでしょう。

メーカー保証を受けられなくなる

Apple Careなどのメーカー保証やキャリアでの保証(オプション)は、非正規店での修理歴がある場合、保証対象外となってしまいます。
購入して1年以内であったり、オプションで保証延長サービスなどをつけている場合は、正規店での保証を考えた方が良いかもしれません。

内部のデータのバックアップをしていれメーカー保証に出した方が良いですが、バックアップを忘れていて、かつ操作ができない故障が生じた場合は修理業者に一度相談すると良いでしょう。

下取り価格が安くなる

互換パーツで修理された端末は下取り・買取価格が安くなります。
特にiPhoneの場合、正規店以外で修理をすると「Apple製でないパーツが使用されている」という旨の通知画面が表示されます。

この仕様は画面交換では11以降、バッテリー交換ではXS以降から導入されており、Appleが自社以外での修理をさせないよう、パーツのシリアルナンバーを本体で認証しています。
したがって、純正パーツを使用していたとしてもこの表示がされてしまいます。

使用する上では問題になりませんが、非正規店での修理歴があることの証明になりますので、中古で売るときは買取額が下がってしまいます。

総務省登録修理業者とは?

ネットで修理業者を検索した際に【総務省登録修理業者】と記載している会社があります。

総務省登録修理業者とは、修理業者が行う修理が電波法で定める登録の基準に適合しているということを示すもので、2015年から制度が施工されました。

「認可」でも「許可」でもなく「登録」であり、未登録の修理業者が違法ということではありません。

修理する端末の型式・部位ごとに登録が必要ですが、スマホの全てのモデル・修理部位を登録している業者はいません。

元々は低品質かつ電波法に違反する修理を低価格で行うような業者の対策として施工された制度ですが、登録にかかる費用が高額なため、あえて登録していない修理業者もあります。

「うちの修理は国で定められた基準をクリアしています」と消費者に対してアピールできるため、大手修理業者はその多くが登録し、Webページにもわかりやすく記載しています。

ただし、大手であっても、修理業者によってはアルバイトに作業をさせており、その技術力は必ずしも高いとはいえません。

修理業者を選ぶ際にはクチコミの評価が一番参考になりますので、価格と併せて下記を確認して選びましょう。

修理業者を選ぶときに参考にしたい項目
  • Google Mapの店舗情報が更新されている
    (写真つきなら尚良し。ブログも可)
  • クチコミの具体的な情報
    (修理時間や対応。クチコミが1件のみのユーザーはサクラの可能性もあり)
  • 修理後の対応
    (修理後保証や動作確認の有無)
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メーカー修理のメリット

純正品を使った修理

メーカー修理は純正パーツを使用して修理するので、互換パーツと比べて操作感や画質・色味などが変わるということはありません。
特に有機ELモデルは品質の差が出やすいので、写真の編集や加工を頻繁に行う、色にこだわる人はメーカー修理の方が良いかもしれません。

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メーカー修理のデメリット

修理に時間がかかる

故障箇所によりますが、予約なしで修理依頼をした場合は即日修理はレアケースです。

多くのメーカーが店舗を持っておらず、郵送での対応になりますが、発送から手元に戻ってくるまで大体一週間程度と言われています。

アップルは例外的に当日修理ができる可能性が高い

iPhoneに関しては、Appleストアで予約することによって、当日中の対応が可能な場合があります。

その場合、故障箇所を修理する「部分交換」と端末自体を新しいものに変える「本体交換」とがありますが、保証期間内であれば多くの場合は本体交換になります。

部品交換は2~3時間程度ですが、複数箇所故障している場合は修理に数日要する可能性もあります。

サムスンは店舗が少ない

Galaxyシリーズを製造・販売しているSamsungは過去にGalaxy Shopを展開していましたが、2022年5月現在、店頭修理が可能な店舗はGalaxy Harajukuとドコモショップ丸の内店のみとなります。

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キャリアに持っていくのはどうなの?

修理自体は外注

キャリアはあくまで通信会社ですので、修理は行っていません。
修理を行うのはあくまでメーカー(正規店)で、そちらへ取り次ぐ形になるので、データの初期化はもちろん、自分で正規店に修理を依頼するよりも時間がかかってしまう可能性があります。

代替機を借りられる可能性はあるが…

修理に出している間の代替機は、キャリアによって異なりますが、大体の場合はAndroidが貸し出されます。
データ移行も無料で行うところがほとんどですが、先述の通り操作できない故障の場合は、データの移行ができずに修理時に初期化されます。

また、多くの場合、代替機はカタログ落ちの旧モデルや低スペックのモデルになるため、「動作がもっさりして使いにくい」等の不便には目をつむる必要があります。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

それぞれのメリットとデメリットを挙げましたが、どちらの修理が良いかは自分の優先事項を考えた上で選びましょう。

街の修理業者がオススメ
  • データのバックアップがなく、内部データが消えたら困る
  • 即日での修理を希望
  • なるべく安く修理したい
メーカー修理がオススメ
  • 端末がメーカー保証期間内
  • 正規パーツでの修理を希望
  • 下取りや買取を考えている

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