この記事にたどり着いたあなたは
- スマホが充電ができなくなった
- ケーブルを替えても充電できない
- ケーブルが奥まできちんと挿さらない
という方ではないでしょうか。
この記事では
- スマホが充電できない原因の見分け方
- 自己解決が可能な場合の方法
- 充電できなくなる前にできる対策
についてそれぞれ解説します。
ケーブル端子がコネクタの奥まで入らない
コネクタの奥まで挿さらず何かしらつっかえている場合、大抵はコネクタ内部に埃が溜まってしまっていることが原因です。
「え?そんな程度のこと?」と驚かれる方もいるかもしれませんが、
「充電できない」という修理依頼のうち半分近くはこれが原因だったりします。
この場合、埃を除去すれば充電できるようになりますが、埃は内部で固まってしまっているので、少しずつ地道に削っていく必要があります。
とはいえ修理店でやってもらわなければならないほど専門的な知識や技術は不要なので、
スマホ本体の電源を切り、安全ピンや裁縫用の針で少しずつ削りましょう。
力を入れて一気に埃を取り除こうとすると、内部の端子を傷つけてしまい、埃を除去しても充電できなくなってしまうので、その点は注意が必要です。
コネクタの奥まで挿さっているが充電できない
- ケーブルの故障
- コネクタの異常
- バッテリーの異常
- 基板の異常
ケーブルの故障
ケーブルの断線や、端子の摩耗によって充電できなくなることがあります。
まずは同じケーブルで他の端末が充電できるか確認しましょう。
他の端末が充電できるにも関わらず自分の端末が充電できない場合は他の部位の故障が考えられます。
コネクタの異常
コネクタの奥まで挿さっている、かつケーブルが正常にも関わらず充電できない場合は、コネクタが故障している可能性があります。
経年劣化によって、コネクタの内部が広がったり、端子の摩耗で充電できなくなることがあります。
接点復活剤で一時的に充電できることもありますが、根本的な解決にならないので、近い将来同じ症状がでてしまいます。
コネクタは自己修理するには技術と労力がかかるため、修理に出しましょう。
バッテリーの異常
電源がオフの状態でケーブルを挿し、本体側に充電のアイコンは表示されるものの、いくら充電しても起動しないという場合は、バッテリーの異常が考えられます。
バッテリーの劣化は比較的体感しやすく、バッテリー持ちが悪い、充電に時間がかかる、残り30%ぐらいから一気に減ることがあるなど前兆があります。
バッテリーの自己修理は他のパーツを傷つけたりバッテリーが火を吹くなどトラブルのもとになりやすいので、修理店で交換してもらいましょう。
内部基板の異常
可能性としては高くないですが、基板の充電ICチップや給電ICチップが故障している場合、スマホ本体は起動するにも関わらず充電できないという症状が起きます。
基板が故障する前に他のパーツが故障することがほとんどですが、水没や温度差による結露などでショートすることも少なくありません。
基板修理は割高になる可能性が高いので、機種変更を検討しても良いでしょう。
対策
- コネクタを定期的に清掃
- 充電中の使用を控える
- ワイヤレス充電
コネクタを定期的に清掃
ブロワーを用いてコネクタ部分を清掃するだけで埃が溜まるのを防げます。
端子の故障の原因になりますので口で息をフーッと吹かないようにしてください。
手押しポンプのタイプもありますので、精密機器メンテナンスや埃が溜まりやすい箇所の掃除にも使えます。
充電中の使用を控える
充電中の使用はスマホ自体に負荷をかけることになりますが、ケーブルが挿さった状態で使用していると、コネクタに力が加わり、端子口が広がったり端子の摩耗しやすくなります。
手を滑らせて落としそうになってケーブルに負荷がかかり、端子が折れてコネクタ内に残ってしまったなんて事例もありますので、充電中は注意して使用するか、そもそも充電中は使用を控えるのが長持ちさせるには良いでしょう。
ワイヤレス充電
ワイヤレス充電対応の端末であれば仮にコネクタが故障しても充電することができます。
平型のものは少しずれると充電できないということが起こるので、スタンド型がおすすめです。
もうすぐ出る新機種に買い替えようと思ったタイミングで壊れたという場合はこちらで粘ってもいいかもしれません。
「外出先で充電できない」という無視できないデメリットがありますので、生活スタイルを考えた上で購入を検討しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
充電ができない原因、意外と多い充電コネクタの不具合について解説しました。
コネクタ端子口は手入れがしにくく、そもそも清掃するという発想が生まれにくい部位なので、たまに覗いてみて清掃してみてください。
画面はサッと拭けば綺麗にすることができます
手入れを楽にしたい方はSAVERをどうぞ!