フリマアプリでスマホを売る際の注意点

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この記事にたどり着いたあなたは

  • スマホの買取査定があまり良くなかった
  • スマホをフリマアプリで売ってみたい
  • 使わないスマホを1円でも高く売りたい

という方ではないでしょうか?

この記事では

  • スマホをネットで個人販売する際の注意点
  • スマホをネットで売る際の流れと工夫

について解説します。

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使わなくなったスマホは高く売りたい!

前記事で使わないスマホの下取り・買取について解説しましたが、より高く売る手段としてメルカリやpaypayフリマなどで知られるフリマアプリがあります。

しかし、使わないスマホをネットで売る場合はいくつか注意が必要です。

メーカー下取りや買取専門店に出す場合は端末そのまま渡せば店員さんがなんとかしてくれますが、
ネットで売る場合は個人間での商取引になりますので、説明不足によってトラブルになる可能性がありますし、そもそも手持ちのスマホが販売してはいけない状態の場合もあります。

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キャリア分割支払い中の端末は出品できない

キャリアでスマホを分割購入して支払いが滞ったり端末を紛失した場合など、一定の条件によってその端末の通信が制限されてスマホが使えなくなることがあります。

これをネットワーク利用制限といい、利用制限がかけられた端末はほぼ全てのフリマアプリで禁止されています。

自分の端末がどういった状況かは各キャリアの専用ページからIMEI(識別番号)を入力して確認できます。

Check

Appleの分割払いのようにメーカー購入の端末はIMEI利用制限がかかっていません。キャリア購入の場合、債務は各キャリアに対して負っていますが、メーカー購入の場合はカード会社・信販会社に対しての債務になるためです。

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スマホを売る前に確認しておくこと

スマホの機能に問題がないか確認しておく

PhoneDoctorを使う

自分が使用していないだけで気づかなかった故障が存在する場合があります。

・自撮りをしない人はインカメラの故障に気がつかない。
・電話をしない人はマイクやスピーカーの故障に気がつかない。
・動画を撮らない人はカメラ用マイクの故障に気がつかない。

スマホの機能が全て正常かどうかをチェックしてくれるアプリを使ってスマホがどういう状態かを確認しておきましょう。

バッテリーをチェックする

使用期間が短くてもその間アプリやゲームで使い倒していたらバッテリーは消耗してしまいます。

逆に使用期間が長くても「日中スマホにあまり触らない」「連絡手段とちょっとした調べ物にしか使わない」といった場合は、バッテリーの消耗が抑えられている可能性があります。

バッテリーの状態は設定から確認ができますので新しい端末で写真を撮るかスクショを撮って出品時に掲載しておきましょう。

iPhoneの場合

設定 → 「バッテリー」→ 「バッテリーの状態」
最大容量を確認できます。バッテリーの消耗が著しい場合は「バッテリーに関する重要なメッセージ」が表示されます。

Androidの場合

Galaxyシリーズ
設定 → 「端末情報」 → 「バッテリー情報」 → 「バッテリー性能」

Xperiaシリーズ・AQUOSシリーズ
設定 → 「システム」 → 「端末情報」 → 「電池性能表示」

SIMロックの解除をしておく

SIMロックとは、特定のキャリアのSIM以外で通信ができないようにキャリア側が端末に対してロック(制限)をかけている状態を指します。

かつてはキャリアが販売する端末にSIMロックをかけることによって、他社への流出を防いでいました。

法改正によって、2021年10月1日以降発売された機種は原則としてSIMフリーでの販売が義務付けられ、ユーザーは自分の端末でキャリアを自由に選ぶことができるようになったのです。
(実は周波数帯でキャリアを縛るという抜け道が用意されている…)

しかし、それ以前に発売された端末は、ユーザーが手続きをしなければSIMロックがかかったままになります。

当然制限がある端末とない端末では後者の方が高く売れますので、SIMロックを解除した状態での出品が良いでしょう。

SIMロックが制限されている端末は各社のマイページから解除手続きが可能です。

ショップで手続きも可能ですが手数料がかかりますのでスマホまたはパソコンから手続きをしましょう。

初期化しておく

個人情報を残した状態での販売は危険です。トラブル回避のためにも必ず出品時には初期化しましょう!

特にAndroidのおさいふケータイの情報は、端末の初期化では完全に消去できませんので、必ず削除しましょう。
→おさいふケータイのデータ消去についてはこちら(記事執筆中)

iPhoneの場合

「設定」→「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」→「すべてのコンテンツと設定を消去」

Androidの場合

機種によって異なりますが、
多くの機種で「設定」→「システム」からリセットオプションが選択できます。
見つからない場合は「設定」を開いた時に上にある文字入力欄(検索ボックス)に『リセット』と入力すると一発でリセットの項目にジャンプできます。
全データを消去(工場出荷状態)を選択するとリセットされます。

SIMカードやSDカードを抜いておく

SIMカードはあくまで契約者の識別番号や電話番号を記録するものなので、写真等のデータは保存されません。

個人を識別できるものなので、悪用されるとトラブルに巻き込まれる可能性があります。
必ず本体からSIMカードを抜いておきましょう。

※処分の際はハサミで切って使用できない状態にしておくと安心です

SDカードは写真等のデータを保存しているものなので、必ず抜いておきましょう。

本体初期化の際にSDカードのデータも初期化することができますが、データの復旧が不可能と言い切れませんので、こちらも悪用防止・トラブル回避のために抜いておきましょう。

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出品する前・出品してから注意すること

情報や準備が不足したまままま出品すると、買い手がつかなかったり揉めてしまったりします。

出品する前の準備で8割決まりますので、何をしなければいけないか、何を決めておくべきかをあらかじめ準備しておきましょう。

商品説明に入れておくこと

商品説明欄には下記が入っていれば、購入者側の判断が早くなります。

Check

・機種
・カラー
・容量
・IMEI
・利用制限の状態
・バッテリーの状態
・動作確認
・傷などの有無


極端なことを言うと、説明がこれだけでも買い手がつきます。

中古端末を探している人は大体どのスマホを買うかおおよそ検討をつけているので、個々の端末がどういった状態かを気にします。

スマホのスペックなどを記載する意味は全くありません。

状態の説明は簡潔かつ詳細に(傷や故障をごまかさない)

画面操作には関係ないからといってスルーしてはいけないキズ

本体に傷があるにも関わらず、それを隠して、または傷がないかのように説明すると、購入者の手元に届いたときに「説明と違う」とトラブルになります。

多少の傷があっても適正価格であれば買い手はいますので、商品の説明は誤魔化さずにきちんと記載しましょう。

商品写真は多めに掲載する

ネットでの個人間売買では、売り手以上に買い手は特に敏感になりますので、商品の状態がわかる写真をアップしましょう。

正面・背面・側面×4の6枚とバッテリー状態の写真を載せておくと信頼度は上がります。

傷がある場合は傷にピントを合わせた写真と、画面が明るい状態の写真を載せると、「細かい傷があるけど使用上は気にならない」といった説明に説得力が出ます。

傷の部分にスタンプを被せたり、加工で色味を鮮やかにするのは御法度です。

最も注意しなければならないのは写りこみです。
スリープ状態のスマホは鏡みたいなもので、写真の撮り方によっては自分の顔や部屋の様子などプライバシーがバッチリ写ってしまいます。
あえてそれを見せるという技も無いことはないですが、下手をすると一生ネットのおもちゃにされてしまうので、写真を撮ったあとに写りこみがないか確認を忘れないように!

価格の幅を決めておく

理想的なやりとり

フリマアプリで出品する場合、多少古くても人気の機種にはイイねが沢山ついたり値下げ交渉がバンバン飛んできたりします。

値下げ交渉は挨拶並みの気軽さで行われるので、一つ一つに対応していたらなんの発展もない時間を取られる上に、返信疲れは溜まり、手間もかかってしまいます。

あらかじめ「この価格だったら売ってもいい」という価格を幅を持って決めておいて、希望価格を大幅に下回る値下げ交渉はスルーしましょう。

出品してから数日は「値下げ交渉不可」を説明文に入れておくのも手です。


早めに売ってしまいたい場合は希望価格に収まるようであれば値下げ交渉に応じて値下げしてしまいます。

フリマアプリは売上から手数料と送料を引かれた分が利益となりますので、価格幅の下限は売ってもいい最低価格+手数料分+送料にしておくと良いです。


アプリの設定から通知のオンオフを切り替えられるので、イイねやコメントの通知はオフにしておいて「○時と○時にチェックする」「移動時間にチェックする」などと決めておくと通知の煩わしさに悩まされずに済みます。

地獄のような現実

発送方法を決めておく

フリマアプリでは「匿名配送」といって出品者と購入者の個人情報がわからないように商品を受け渡しできる制度があります。

配送方法を匿名配送としておかないと購入者側は不安になって買う決意ができないので、匿名配送を選択しておきましょう。

コンビニや郵便局・配送会社の営業所から発送できるので出品者側にも非常に便利ですが、追跡で受取拠点がわかってしまうので、「自分の住んでいる地域を知られたくない」という場合は、会社に行くついでのコンビニや郵便局・営業所で手続きを行うと良いでしょう。

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購入が決まってから気をつけること

購入希望者の入金を確認する

購入希望者が「コンビニ入金」等を希望すると、購入と入金のタイミングがずれることがあります。

取引画面に「入金がまだ行われていないので発送しないでください」という旨のメッセージが表示されている間は送らないように気をつけましょう。

購入者の事情によっては2日後、3日後に入金ということもありますので、落札・購入直後にウキウキで送付してしまうと、入金処理がされないまま、商品も手元に帰ってこないことがありえます。

購入者の入金が完了すると発送の通知が来るので、ステータスが変わってから発送手続きを行いましょう。

梱包は超丁寧に

「絶対に壊す」という強い意志がないと壊せない梱包例

スマホは精密機械です。簡単に壊れてしまうので梱包は「超」丁寧にしましょう。

送料を抑えたいがために簡易包装にしてしまうと配送中に故障する可能性があります。

エアパッキン(プチプチ)で本体を包んでから箱の隙間をまるめた新聞紙や包装紙で埋めると衝撃が本体に伝わらないので安心です。

エアパッキンはホームセンターや100円ショップで購入できます。

受け取り連絡が遅くても気にしない

商品が先方に届いてから1日2日経っても受け取り連絡が来ない場合があります。

「商品を受け取っておいて連絡を寄越さないなんて!」と焦る気持ちも起こりますが、「そちらに気を取られるだけ時間の無駄だ」と思うくらいがちょうどいいです。

・家族が受け取って本人がまだ商品を確認していない
・商品のチェックに時間がかかっている
・単純に受け取り連絡を忘れている

などが考えられますが、商品に問題がなければ運営会社から取引成立として連絡がありますので気長に待ちましょう。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

買取専門店の相場と個人売買の相場の価格差は機種によって異なります。

手数料や送料、取引のやりとりや梱包の手間、現金化にかかる時間を考えると、素直に下取りや買取に出してしまった方が良い機種もあります。

「機種名 中古 買取」で検索してみると大体の価格が出ますので、そちらで検討して「いや、フリマやオークションの方がかなりお得だ!」と感じたらこの記事を参考に出品してみてください。

買い替えまでキレイに使いたい!という方や
個人売買は考えてないけど壊れるまではキレイに使いたい!という方も
SAVERのコーティングをどうぞ!

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