コーティングとフィルムどちらがいいのか迷っているあなたへ
当サイトはSAVER10Hコーティングのページですので、基本的にはSAVERをお勧めしたいところですが、この記事では両者の特徴を項目に分けて比較しています。
この記事で「SAVERいいじゃん!」「私はフィルムじゃないとダメだな」と判断の一助になれば幸いです。
SAVERとフィルムの比較
価格 | 強度 | 見た目 | 操作性 | 持続性 | 施工品質 | オプション | ケースとの相性 | |
フィルム | 1,000〜4,000円 | 9H・10Hが主流 (商品によって品質に差がある) | 厚みが増す 画面との段差が生じる 縁のほこりや汚れが目立つようになる 経年劣化で画面が黄ばんでくる | 厚みが出るのでシビアなタッチに反応できない場合や、 画面内指紋認証が使用できない場合がある | 割れない限り端末の使用期間ほどはもつが、 端が欠けたり剥がれてくるなど、 購入時と全く同じ状態であることは稀。 | 貼付がうまくいかない場合がある (気泡が入る、埃が入るなど) =作業者によって品質にばらつきがある | 覗き見防止や ブルーライトカット機能付きのものが選べる | ケースに干渉する恐れがあるので 下調べが必須 |
SAVER | 3,000〜5,000円 | 10H (施工3日後〜) | 端末デザインそのまま | 端末性能そのまま | 18〜24ヶ月 | 研修合格者のみが取り扱い、 施工にドライヤー等の電源を用いず 水と化学反応させるプロセスもないため、 施工品質に個人差が出ない | 覗き見防止やブルーライトカット・軽減効果は無い。 | ガラス自体を強化するので ケースは好きなものを選べる |
価格
SAVERの価格は3,000円から画面の大きさによって変わります。
フィルムは安いもので一枚あたり1,000円以下と非常に購入しやすい商品ですが、価格と品質が比例しやすく、安い商品は劣化が早く、傷がつきやすいものが多いようです。
安価ということは手を出しやすいということでもあり、傷ついたら新しいフィルムに買い替えるという手段も取れます。
多少限定されますが、「スマホをよく傷つけてしまい、フィルムの貼り替えが手間ではない」という方にはフィルムがおすすめになります。
(トータルでフィルム代が高額になってしまう可能性はありますが…)
強度
SAVERの塗装皮膜は、塗装後約3日間を経て10Hの硬度に到達します。
10Hの硬度品質については国際基準で世界最大の認証機関SGS(本社スイス・ジュネーブ)で正式に認証されました。→こちら(SAVER公式)
ガラスフィルムは9Hや10Hのものが増えてきており、貼ってからすぐにその恩恵が得られます。
ただし、硬度に関してエビデンスを明示している商品は多くありませんので、硬度に期待する場合は下調べが必要です。
見た目
SAVERはガラスそのものを強化するので、見た目は端末デザインほぼそのままです。
フィルムの見た目を気にするか否かは人によって判断が分かれる点です。
端末のデザインを気に入って購入した人にとってはどこか野暮ったく感じるかもしれませんし、「そもそもスマホはフィルムも込みのデザイン」という方もいるかもしれません。
見た目においてデザイン以上に気になるのはフィルムとガラスの境目が汚れてきたり埃が溜まってきたりする点です。
サッと拭いて綺麗にできればいいのですがフィルムのフチはそれが難しくなります。
操作性
SAVERはガラスそのものを強化するので、操作性は端末性能ほぼそのままです。
フチがカーブしている端末でも段差が生じないのでメーカーの想定している操作感で使えます。
フィルムも通常使用は可能ですが、シビアなタッチが要求されるゲームやブラウジングの際に、タッチ感度が悪かったり多少の違和感を覚えることがあります(この点はフィルム品質に大きく左右されます)。
また、Androidの一部の機種には物理ボタンではなく画面上で指紋認証を行う機能がありますが、これもフィルムによって使えないことがあるので、購入前に調べておく必要があります。
持続性
SAVERは施工してから18〜24ヶ月効果が持続します。持続期間に開きがあるのはユーザーごとに使用環境や使用時間が違うためです。
「施工した時に比べてちょっと指通りが悪くなってきたかな?」「画面を拭いても汚れの落ちが悪くなったかもしれない」と体感で分かるような時は効果が低下している可能性があります。
端末を引き続き使用していく場合は再施工を、買い替えのタイミングであればそのまま下取りに出すのが良いでしょう。
フィルムの場合は、割れない限り画面保護としての役目は全うできます。
しかし、経年劣化は端末より早いものがほとんどで、画面が黄ばんだり細かい傷で見にくくなったりします。
また、画面に段差ができるフィルムは大抵の場合長く使用していると端が欠けてしまいます。
施工品質
SAVERは施工店加盟に際して研修を受け合格者のみが取り扱うことができます。
施工にドライヤー等の電源を用いず、水と化学反応させるプロセスもないため、施工品質に個人差が出ません。
フィルムは「気泡が入る」「ホコリが入る」「画面からズレる」など貼り付けを行う作業者によって品質にばらつきが出てしまいます。
オプション
SAVERには覗き見防止やブルーライトカット・軽減効果はありません。
スマホから設定できるブルーライト低減については
→こちら(記事執筆中)
また、SAVERはスマホの存在意義を否定する「電磁波カット」を目的とした原料や製法を用いていません。
フィルムは覗き見防止機能・ブルーライトカット機能等をオプションとしたものが流通しています。
人が密集するところ(電車など)でスマホを使うことが多く、画面を見られたくないという方向けです。
ケースとの相性
SAVERはガラスそのものを強化するので、好きなケースを選ぶことができます。
フィルムの場合は、フチのギリギリまでカバーするタイプのフィルムだとスマホケースに干渉して浮いてしまう、完全に装着できないなどが起こります。
自分の使用したいスマホケースに干渉しないようフィルムは前もって確認しておく必要があります。
SAVERの優位性
SAVERは画面保護としてはもちろん、操作性と美観維持の点で決定的に優れています。
画面を保護した上で、メーカーが開発時に想定した通りの操作性で使用できるのはかなり快適ですし、劣化するフィルムを通さずに映った画面=スマホ本来が持っている発色の良さや映像の鮮明さを享受できます。
機種変更のたびに「再度SAVERを依頼したい」というリピーターの方が多いのも、「一度フィルムなしの画面の快適さを知ってしまうとフィルムに戻れない」ことを示しています。
フィルムの優位性
SAVERと比べてフィルムは「安価で交換が気軽にできる」「覗き見防止などオプションの機能を選べる」という点がメリットになります。
もう一点、精神的なメリットが「フィルムだけが割れた時にホッとする」ことです。
SAVERが生まれる前、ガラスフィルムと分厚いケースでスマホを守っていた私の実体験でもあります。
「本体のガラスを傷つけずにフィルムだけが身代わりのように割れてくれた。」
「フィルムがなければ本体のガラスが割れていたかもしれない。やっぱりフィルムをしていてよかった」と。
よく考えれば、本体のガラス自体は本来触れなかった面に、フィルムの厚みやフチの存在によって接地面が大きくなっていたために割れたかもしれませんし、そもそも数万〜十数万の端末を相応に丁寧に扱っていればそんな状況にならなかったかもしれませんが、割れてしまったら時すでに遅し。
スマホを落としたくて落とす人はいませんので、不可抗力で手を滑らせたり、ポケットにうまく入らなかったりということは誰にでも起こりえます。
フィルムだけが割れてくれた事実にホッと胸を撫で下ろして「次は気をつけよう」と思えるかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
スマホの画面保護に関して、自分が優先的に考えるものは何か?と項目ごとに考えると、自分に合ったスタイルがフィルムかSAVERかを選びやすくなったと思います。
仕事のパートナーやコミュニケーションツール、情報の受発信として肌身離せないスマホをの守り方について、この記事が参考になれば幸いです。
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